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CB750F 再 エンジン調整 完

以前の記事である3回目の組みなおし後、エンジンを車体に載せて10分後約80℃オイル漏れ。
ベースガスケットからプシュプシュ漏れてます。
ありゃーまたかぁ~と落胆するもこれは当然の結果だという思いもあった。

1回目の油漏れの後シリンダーにOリング溝切ってない方の記事を参考にOリング入れて結果的には油漏れは止まった。
900化してシリンダーにOリングの溝を切ってないのにOリング入れる必要があるのか疑問だがその方もOリングを入れることに疑問を持ってらっしゃった。

純正ベースガスケットはシリンダーのOリングよりも薄く0.5ミリだ。
当然溝がないのでOリングは嵌る場所もないため、ヘッド締めつけによって多少潰れるが0.5ミリより薄くなることはない。
普通に考えると隙間ができる為漏れて当たり前だ。
整備に携わって無くても分かる事だろう。
むしろOリングを入れた2回目はなぜ漏れなかったのかが疑問なほどに。


事の始まりはこうだ。
一番最初に900を組んだ時は純正+赤ボンドでのセットだったがこれだとスタッドボルト周辺からの油漏れが出た。
整備ではパッキンやクリンケットに赤ボンドやグリスを塗るのはセオリーに近い。
特に油や水に直接触れる部分やそのラインでは必須作業とも言えよう。
これで漏れて辛かったため今回は最初からOリング入れたら結局漏れた、漏れて当然だけど。

そして今回で900を組むのは4回目だ。
今回はベースガスケットに純正ガスケットを使うのを止めた。
市販の汎用ガスケット0.8ミリを使用して厚みを持たせOリングなしで赤ボンドとセットで組むことにした。
私はチマチマした作業がスキではないためガスケットは純正の型通りに汎用品を嫁ちゃんに切り抜いて貰った。
切り抜いて貰った後組み付けて綺麗に赤ボンドを塗りヘッドを組みつけて1日置いておく。

後日車体に組み込み試運転すると気持ちよく回った。
少し近所走ってクラッチ調整してその後帰宅して100度くらいになるまで放置して再度チェックしても漏れていない。
キャブのセッティングなんですが現在95の75だったのですが90の75に落として濃い目で様子見です。

そして明日から四日市市に出張です。
再来週からは徳島に出張です。

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CB750F 再 エンジン清掃兼調整

なんだか僕の7Fちゃん調子悪いんです。
やたらガタガタごとごというんです。
今は純正キャブですが先日まで着けてたFCRみたらスライドバルブが幾つかメッキはげてました。
間違いなくバルブに噛んでバルブ周り当り悪くなってるな。

ということで念のためタペット調整するとなんかことごとく隙間がおかしい。
ていいうか一個コンマ2入るんやけどw
うーんこりゃ駄目だな。
早速いつものお米屋さんでワイセコのヘッドガスケット注文。

記事見ると900化したのが去年の2月でしたので1年ちょい経過してました。

さくっとエンジン降ろしました。
ここまでは特に問題なしっていうかヘッドボルトのナット一個違うんだけどどういうことなの。
ナットがなかったんだろうか?思い出せない。

ヘッドバラしました。
うーん汚れ的にはまぁまぁでしょうか?
カムホルダーでボルト折れ込みが発生してしまいましたが他は問題なし。
バルブにはまぁそれなりってくらいのガスしかついていませんでした。

今回の自分オーダーは以下。
ヘッド周り燃焼室掃除、吸排ポート清掃研磨。
バルブ摺り合わせ一式、必要あればシート面取り。
ステムシール交換。
カムホルダー折れ込み修正とホルダータップ、プラグホールの建直し。

約時間的に二日分で自分オーダー終わらせました。
エンジン小さすぎてずっと中腰なんでめっちゃ腰痛いw
シート面は大丈夫そうでしたので今回は見送り。


ピストンもk-1漬けて掃除。
したけど溝のガスとれなくなって途中でピストン投げたった。
ピストンリングは大丈夫そうだったのでピンクリップだけx4交換しました。

純正7Fのガスケットをチョキチョキカットして装着。
シリンダーへのOリングx4とスタッドボルトへのOリングx4も装着。
折れたボルト共。
私は穴への折れ込みボルトはエキストラクターでいつも抜き抜きしています。

再度組みました。
テンショナー系は少しガチムチだったけど大丈夫そうだったのでどっちかというと見てないことにしました。
しかしここまできてEX側のシムカップ入れるの忘れて組んでいて再度やり直し・・アホだ・・
再び黙々と作業をする主に中腰で。

今回はすぐにエンジン載せずに純正キャブの調整兼ねて試運転するつもりなので足作りました。
マフラー入らないかもしれないので再度加工しないと駄目かも。
オイルクーラーも着けれるようにステー拵えて溶接しないとダメだな。
ついでに動かせるようにキャスターも溶接しておくか。


CB750f サブエンジン組み

部品余ってるしそろそろサブエンジンでも組むかぁと思い早半年。
暖かくなり探索するという意味ではあまり鉱山にも行けない季節になってきましたので時間ができて良かったです。


余ってるアッパーケースを掃除してスタッド抜きまでは昨日しておきました。
スタッド掃除してタップ立ててスタッド組み付けー

完成。
仕事で組んでる時は時間なんて気にならないけどプライベートでやると時間かかりますねぇ。

使おうと思ってるシリンダーも汚いので掃除してオイル塗り塗りしてピストン入れて放置。

また別に余っていたクランク上下を出してきてロアだけ使います。
とっても汚いのでサンエスで2時間ほど漬け置きしてからシコシコ掃除しました。
ロアケースの鋭利な角に手を痛めつけられながら掃除完了、見た目抜群になりました。

組んであったメタルは赤でてましたので以前購入しておいたメタルでとりあえず計測の流れに。
クランクはFC以外はオイルラインの穴が小さいみたいなのでFC使いました。


ケース嵌めました。
アッパーはFCでロアはFB。
個人的には黒よりシルバーの方がスキだ・・
さて計測・・
が、なんとクランク周りのボルトが見当たりません!
計測するために一番肝心なボルトが全部ないじゃないか、どうすんだよこれw
以前ボルト類の袋を邪魔だなぁと思いどこかに放り投げたのは覚えているのですが探しても見当たらず。
とりあえず錆ない様にオイル塗って置いておこう。

ボルトセットは中古をオクで買うとして後はオイルシールが要るな。
ギアのベアリングは悪くは無いがついでに変えておくか悩むところ。

ボチボチいこうか。

河野原鉱山 Cu

上郡の鉱山も調べつくして残り僅かとなってきました。
今回は2箇所聞き込み行きました。
まずは河野原から出陣。

現地で聞き込みすると直ぐにあそこじゃ!って反応あり。
明治とは言え比較的新しい鉱山はやっぱり違うなぁ。
偶然鉱山手前に住んでいる方が在宅してて、そこに車止めとけ!ってことで駐車場借りられて詳しいも場所教えてもらえた。
と言っても登ると直ぐに鉱山だった。

少し上がると平地になりズリが散乱してた。
大切坑はコンクリと鉄板で塞がれていました。
上から中覗くと少し水没しているけど空気が流れててどっかと繋がってる感じ。
ここは何人か来られてるみたいで石割った跡ありました。
ズリジロジロ見てると石英が多い、この辺りはどこも石英ばっかりだ。
金銀鉱山のクセで石英ばかり叩いてしまう・・
と一つだけ紫水晶になっているものがありましたので回収。
他は孔雀、黄銅、方鉛、閃亜鉛くらいでした。

少し上部に石垣でできた謎の遺構が。
うーんなんだろう・・

北側に少し進むと上部坑道がありました。
どうやら下側と繋がっているみたいです。
更に20mほど進むと崩れている部分がありました。
スラグがあったので一時期精錬もしていたみたいです。
まぁ小規模にしては綺麗な方です。


続いて楠区へ移動して聞き込み開始。
2軒ほど周ると年配の方で知ってるかもって人が居るとの事で自宅教えて貰い寄ると在宅してらっしゃり詳しく話を聞く。
が、どうやら道が荒れてしまっている上に山はこまいが中腹にあるみたいでイマイチ説明が分からない。
GPSで見るも似た地形が二つあるが目印になるような物がないため厳しい。
絵を描いてもらうがココこういって進んで行って、あそこの周りにある!ってそれだけじゃわかんないっす・・

しかも昭和35年ほどに1回試掘したらしい。
明治の鉱山はそこより離れているとの事。
こりゃ地図持ってきて位置書いてもらわないとムリだなぁってことで説明だけ聞いて一度現地に行ってみる。
現地行くと石英がゴロゴロしているが場所が大雑把なのでさっぱり分からない。
谷が長いためどこら辺にあるのか口頭説明だけじゃわからんw


地獄谷 鉱山遺跡群

前回の地獄谷鉱山へのルートで轟区付近を通るのですが中規模鉱山なのにとんでもない遺跡群がありビックリしました。
実際に地獄谷鉱山か轟鉱山かどちらかで使われていたかは謎です。
距離的には圧倒的に轟鉱山関係だとは思います。
鉱山関係の遺構だと思いますが凄い距離に渡り石垣組んでいました。
画像は帰り道に撮影しましたので本来は逆の順番で遺構が出てきます。


画像1 ずっとガタガタ林道ですが北側に石垣ずっと組んであります。
画像2 石垣の途中には階段があります。

画像3・4 階段を30段ほど上がると東西に数百メートル石垣が組んであり道のようになっています。
幅2mくらいで昔の3輪くらいなら通れそうです。
とても丁寧に組んでありスゴイの一言です。


画像5 西に進んでいくとまた階段があります。
画像6 道幅が大きくなってきました。
画像7 更に道幅が広くなってきました。
画像には無いですがここからY字になっており更に上部へと石垣が組んでありますが疲れていたので未訪。


Y字を登らずに下ると住居区の様なものが出てきます。
基礎が3軒分ほどありました。

唯一の建物?
崩壊していますが風呂とトイレは存在してた。

内部は四角くて火薬庫の様な掘り方でした。
少し離れた場所に大きな岩盤露頭からの水平掘がありました。
坑道の奥から光が降りてきて縦からも掘っているみたいで湯ノ内鉱山の様な掘り方だ。

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